手作りごはんで愛犬が3年長生きになる⁈手作りごはんで長寿を目指す

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悩んでる人
悩んでる人

手作りしてみたいけど、どんなふうにすればいいの?
手作りと市販のドッグフードどっちがいいの?
手作りする場合注意点はある?

そんな疑問にお答えします。

こんにちは、VIVIPAPAです。今日も変わらず愛犬VIVIとミルに癒されてます。

VIVIPAPAについて

✔ ラブラドールレトリバーVIVI(2019年12月生まれ)と生活中
✔ ドッグフードの勉強をしたくて「犬の管理栄養士」の資格を取得
✔ 愛犬VIVIができるかぎり長く生きられるように日々勉強中

✔ Googleローカルガイド「レベル7」投稿閲覧30万回以上 写真閲覧200万回以上  

本記事では手作りドッグフードについて考えていきたいと思います。

唐突ですが、手作りフードを食べた犬の方が市販のドッグフードを食べていた犬よりも約3年長生きしたという調査結果があります。

今日はこの調査結果から手作りフードについて、考えていきたいと思います。

本記事の内容
  •  愛犬が長生きするために必要なこと
  •  手作りごはんがよい理由
  •  手作りごはんのはじめ方

それでは早速調査結果についてみていきましょう!!

【手作りごはんで愛犬が長生きになる】
「Relation between the domestic dogs’ well-being and life expectancy statistical essay」について

【手作りごはんで愛犬が長生きになる】

ドッグフードを食べた犬の方が約3年長生きしたというのは、2003年に発表された「Relation between the domestic dogs’ well-being and life expectancy statistical essay」に書かれている内容です。

この中には手作りのご飯を食べた犬の方がドッグフードを食べていた犬よりも約3年(33か月)長く生きた調査結果があります。

もちろんその他にも、どこで暮らすか、つまり家の中で暮らすのか、外で暮らすのかや、雄と雌の死亡時の年齢の違いなども調査してます。

でも、どこで暮らすか、雄雌よりも、犬の長生きには手作りフードの方がより多くの影響を与えた可能性をこの調査が示しております

本当に手作りの方が長生きするのであれば、なぜ、もっと手作り食が長生きするという情報があまり溢れていないのでしょうか

もちろん一つの側面として、手作りの手間や栄養成分の問題があるからだと思います。

VIVIPAPA
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この調査結果は手作りのご飯の方が長生きできる可能性があるということの一つの指針になると言えます。

調査結果を見れば、発表者がどのようなことを考えて発表していたかがわかると思います。

これが調査の対象です。

1998年~2002年の5年間に”Animals without Frontiers”という団体に協力してもらい、537頭の犬の以下の情報をもらいその情報をまとめたものです。
もらった情報は、犬の種類、死亡時の年齢、性別、大きさ、体重、死亡した年、去勢・避妊したのか、生活環境、飼い主の家族人数、何を食べていたか、その犬の両親、死因です。死亡時の年齢がわかっていたのは522匹です。

Relation between the domestic dogs’ well-being and life expectancy statistical essay

具体的にはどのようなことを調査したのでしょうか。

「Relation between the domestic dogs’ well-being and life expectancy statistical essay」 の内容
  •  雌雄の死亡年齢の違いについて
  •  去勢・避妊手術の有無による死亡年齢の違いについて
  •  外での飼育と家の中での飼育の違いによる死亡月齢の違いについて
  •  日々のご飯タイプの違いによる死亡月齢の違いについて

雄雌の死亡年齢の違いについて

人間は女性の方が長生きしますが、犬はどうなんでしょうか。

雄雌比                                    死亡月齢     

左の図は、調査委対象の犬の雄雌比についてのグラフです。

537匹の雄雌比は、雄52.7%(283匹)メス47.3%(254匹)です。

雄雌の平均死亡月齢

雄の平均死亡月齢は、136.9か月(11年4か月)
雌の平均死亡月齢は、139.8か月(11年8ヶ月)
 ⇒4カ月の差しかありませんでした。

雄雌のどちらが長生きかというとほぼ変わらないという結果です。人間とは違うのですね。

去勢・避妊手術の有無による死亡年齢の違いについて

獣医さんは、去勢・避妊手術した方が長生きすると言われておりますが、この調査ではどうなのでしょうか。

去勢・避妊手術の有無
去勢・避妊手術の実施の有無の平均死亡月齢

去勢・避妊手術をした犬の平均死亡月齢     147か月(12年3か月)
去勢・避妊手術をしていない犬の平均死亡月齢  126.5か月(10年7か月)
 ⇒去勢・避妊手術をした方が1年8ヶ月長生きしました。

MAMA
MAMA

やはり、去勢・避妊手術をすると長生きするとこの調査結果にも出ているようです。

外での飼育と家の中での飼育の違いによる死亡月齢の違いについて

普通に考えると、家で飼育した方が長生きすると思うのですが、この調査ではどうなのでしょうか。

外での飼育と家の中での飼育の平均死亡月齢

外での飼育(庭なし)   137か月(11年5か月)
     (庭付き)   134.6か月(11年3か月)
家の中での飼育(都市部) 140.6か月(11年9か月)
       (郊外)  135.7か月(11年4か月)
 ⇒外で飼っても、家の中で飼っても大きな違いはありません。

VIVIPAPA
VIVIPAPA

家の中で飼った方が長生きできるわけでもないのですね。家の中で飼っていた方がもっと長生きすると思っていました。

日々のご飯タイプの違いによる死亡月齢の違いについて

これがこの調査結果の本陣です。

ご飯タイプによる平均死亡月齢の違いです。

日々のご飯の違いによる平均死亡月齢
日々のご飯タイプの違いによる平均死亡月齢

手作りごはん              157か月(13年1ヵ月)
手作りと市販のドッグフードのミックス  136.8ヶ月(11年5か月)
市販のドッグフード           124.7か月(10年5か月)
 ⇒手作りご飯の方が約3年長生きしている。

どんな手作りごはんか詳細はわかりません。

手作りごはんの必要な栄養素は量と質でカバーする必要があり、市販の缶入りのご飯は栄養やタンパク質などが高温などの製造方法によって変質しまっている可能性がある

この調査の最後の方にこのように書いております。

VIVIPAPA
VIVIPAPA

熱による変異であれば、ドライドッグフードの製法によるところが多いでしょう。

でも、最近はあまり熱を加えずに製造しているメーカーも多しですし、今のようにサプリメントを添加していていれば、問題ないのかもしれません。

手作りと市販のドッグフードとのミックスであっても、市販のドッグフードのみよりも1年以上長生きになっております。

この調査結果には、その他にも1人暮らしの人とカップルによる死亡月齢のちがいや犬の種類などによる死亡月齢の違いについても、記載があります。

「Relation between the domestic dogs’ well-being and life expectancy statistical essay」はこのようなことが書いてある短い論文です。

とても興味深い調査結果だと思います。

それ以外にどんなことをすれば、愛犬は長生きしてくれるしょうか。次に見ていきましょう。

愛犬が長生きするために必要な6つのこと(手作りごはん以外)

犬が長生きするために必要な6つのこと(手作りごはん以外)

それでは、犬が長生きするために必要な6つのことを見ていきましょう。

愛犬が長生きするために必要な6つのこと

1.愛犬にあった栄養をご飯でとれている
2.肥満になっていない
3.去勢・避妊をしている
4.適度な運動をしている
5.定期健診をしている
6.ストレスをためない

この6つは長生きするための必須の項目です。

1.愛犬にあった栄養をご飯でとれている

必要な栄養を取ることは人間同様愛犬にも重要なことです。

日本で売られているドッグフードには「総合栄養食」という表記があります。

「総合栄養食」を食べさせることで愛犬に必要な栄養素は取れることになっています。

2.肥満になっていない

これも人間と同じで肥満は万病のもとになります。

太らせないで、適度な運動をさせることは愛犬の長生きにとっても必要なことです。

3.去勢・避妊をしている

もちろん少し残念なところもありますが、去勢・避妊手術は愛犬の長生きにとって重要なことです。

去勢・避妊手術をすると、発情期のストレスを軽減できたり、病気を防げたりするので、長生きが規定できます。

4.適度な運動をしている

運動も人間同様長生きに必要なことです。

もちろんストレス発散にも運動は重要となってきますが、適度な運動は長生きにとっても必要です。

5.定期健診をしている

うちの獣医さんには、1年一度は定期健診を受けて欲しいと言われております。

獣医さんのおすすめは、フィラリアの時期です。フィラリアの時期には必ず病院に行くはずです。

その時に一緒に定期健診をしてもらいましょう!!

6.ストレスをためない

どれも人間と一緒ということで、わかりやすいですがストレスをためないようにしましょう!

もちろん毎日の散歩、ドッグランもそうですが、おもちゃでのストレス解消も重要です。

長生きのためにも一緒に遊んであげましょう!!

先ほども書きましたが、先の研究結果では具体的にどんなごはんを作れば長生きしてくれるのかは書いておりません。

ただ、結論部分に少しだけ、示唆するものは書いてあります。

要約すると、「手作りごはんの必要な栄養素は量と質でカバーする必要があり、市販の缶入りのご飯は栄養やタンパク質などが高温などの製造方法によって変質しまっている可能性がある」と書かれています。

これから推測すると手作りであれば、なんでもいいと解釈可能です。

しかし、犬には犬の必須栄養素があり、それをすべていれるためには、手作りごはんにサプリメントを加える必要が出てきます。

あなたは、必要な栄養素を考えたうえで愛犬のためにすべてのご飯を手作りできるでしょうか。

先日獣医さんと話したとき、獣医さんは犬に必要な栄養を考えてすべてを手作りすることはできないと言っていました。

では、私たちはどうすればよいのでしょうか。

愛犬には手作りごはん?それとも市販がいいの?
それぞれのメリット・デメリット

愛犬には手作りごはん?それとも市販がいいの? それぞれのメリット・デメリット

それでは、簡単に手作りのドッグフードと市販のドッグフードのメリットとデメリットを見ていきましょう。

手作りのドッグフード

メリット  …愛犬が統計的に長生きができる可能性がある
       何を食べさせているのか把握できる
       食べ物から水分をとることができる
デメリット …作るのが大変
       栄養が偏る可能性がある
       犬が食べていいのか等の食材についての知識が必要

市販のドッグフード

メリット  …簡単に総合栄養食をあげられる
       保存がきく
       災害などの時でも簡単に上げることが可能
デメリット …水分と一緒に与えないと水分を摂取できない
       たくさんありすぎて選ぶときに迷う
       実際に何を食べさせているかが、原材料表からではわからないものがある 

簡単に手作りと市販のドッグフードのメリットとデメリットをまとめてみました。

手作りと市販どちらにしても一長一短のように見えてきました

さて、ではどうしたらよいのでしょうか。

手作りごはんと市販のドッグフードどうするのがベスト?

手作りごはんと市販のドッグフードどうするのがベスト?

わたしがおすすめする一番良い方法は、ドライフードに手作りを足すということが一番いいと思います。

ドライドッグフードの一番の利点は、総合栄養食を簡単に上げられることです。

また、手作りの一番の利点は、犬に愛情をかけているという点です。

別に手作りでないから、愛情がないというわけではありません。

手作りごはん以外でも愛情を表現することはできるので、手作りが苦手な方は他のことで愛情をかけてあげてください。

でも、手づくりできる方は、愛情だと思ってできる限り手作りしてあげられると愛犬が長生きできる可能性は高まります。

手作りごはんの始め方

どのように手作りドッグフードをはじめたらよいのでしょうか。

簡単に始めるのであれば、家にある犬が食べられる野菜や肉を煮て、冷やしてあげればそれでよいです。

量はいつもあげている分の3分の1ぐらいを置き換えてみるとよいでしょう。

多めにつくっておいて、冷やしてから冷蔵庫に保管すれば3日ぐらいは保存可能です。

冷蔵庫に入れたものは、人肌ぐらいにあたためてから、あげたほうがよいでしょう。

VIVIPAPA
VIVIPAPA

もっと、詳しく手作りドッグフードについて知りたい方は本などはいかがでしょうか。

手作りごはんのためのおすすめ本

MAMA
MAMA

勉強しながら手作りごはんをつくりたいので、この本を買って勉強しました。

とても勉強になりました。

手作り食に対するQ&Aがあったり、いろんなコラムがあったり、イベントごとのご飯のアイデアがあったりの盛りだくさんな内容です。

でも、再度の繰り返しとなりますが、手作りドッグフードは、料理が好きな人や作ってあげたい人だけが、無理をせずにできる範囲で始めてください

全てのごはんを手作りにするには、かなりの知識と労力とお金がかかります

その覚悟がある方は、やってみるのもいいでしょう。

VIVIPAPA
VIVIPAPA

うちの獣医さんも「自分は無理です」っていっていたので、無理せずはじめしょう!

手作りのような市販のごはんを足してみる

手作りをあげたいけど、料理は苦手だし、そこまで労力はかけたくない。でも、少しのお金なら、かけてもいい

そういう人は、手作りのような市販のドッグフードを与えてみるのはいかがでしょうか。

(「マウンテンズギフト」の【手作りごはん・トッピング】ベニソン 鹿肉の手作りフレッシュフードです。)
マウンテンズギフトをおすすめする理由
  1. 冷凍である
  2. 鹿肉を使っている
  3. カロリーが少ない

1 ”冷凍である”

良い食品を作ってそれをそのまま出したいのであれば、冷凍が一番です。

現在の冷凍技術はすごいので、ほぼ作ったままを冷凍することが出来ます

もちろん解凍したら、1日~2日で使わなくてはなりませんが、ほぼ作ったままを食べさせてあげられるのはすべらしいことです。

2 ”鹿肉をつかっている”

少し前から一部でジビエが人気です。

それにはもちろん社会に役に立っているという意識が根底にあります。

深刻な日本の野生鳥獣被害による農作物や森林への被害。
増えすぎたシカやイノシシをジビエとしてみんなが食べることで、いただいた命を無駄にせず、農村の資源として活用できます。

全国ジビエフェアのホームページ

鹿肉を食べて、社会に貢献できるのであれば、それはそれでとても良いことだと思いませんか?

3 ”カロリーが少ない”

通常のドライのドッグフードは、100gあたり、350kcal程度です。

この鹿肉の手作りフレッシュフードは、100gあたり、86kcalです。

通常の1/4程度のカロリーなので、食べすぎるということはほぼないです。

むしろ、ダイエットしなければならない子には、かなりおすすめです。

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【口コミ】ベニソン 鹿肉の手作りフレッシュフード|初回お試し

その他、マウンテンズギフトをおすすめする理由

40gの小分けトレーと100gの袋があります。

1番安い4㎏入りのものであれば、40gの小分けトレーでで1個 129円。100gの袋で1個 302円です。

40gの小分けトレータイプであれば、小型犬やラブラドールのごはんにちょい足ししたい人にもいいですね。

冷蔵庫なら2日もつので、100gの袋で1日に半分ずつあげてもいいでしょう。

手作りごはんで愛犬が3年長生き:まとめ

手作りごはんをあげると愛犬が3年長生きできるかもしれません。

でも、手作りごはんを毎日栄養不足にならずに作り続けることは、かなり大変です。

それであれば、1年は長生きできる市販のドッグフードと手作りごはんとのミックスであげましょう

でも、気負う必要はありません。できる範囲でやってみましょう。

また、手作りっぽい市販のものを買っても問題ありません

先ほども書きましたが、手作りのメリットは、水分量が多い・栄養素が壊れていない・愛情が詰まっているなどです。

水分がおおいということは、女の子の愛犬にとってはよいことです。

うちの子もそうですが、女の子は膀胱炎になりやすいので、水分が多いのは非常に良いことです。

別の形での愛情表現もよいのですが、手づくりごはんでの愛情表現はいかがでしょうか。

「できる範囲で」がキーワードです。

では、また。

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