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犬が車酔いするけど、酔わないようにするにはどうしたらいいの?
そもそも犬ってどうして車酔いするの?
車酔いする場合薬とか飲ませた方がいいの?
本記事はそんな疑問にお答えします。
✓ どうして犬は車酔いするのか?
✓ 犬が車酔いするとどうなるのか?
✓ 犬を車に慣らせる方法と順番
✓ うちの白柴ミルの実際に車に酔わなくなった方法
愛犬と一緒にドッグランやお出かけするときに車酔いしたりすると困りますよね。
うちの柴犬のミルも初めは車酔いしなかったのですが、少し前から車酔いするようになり、前々回のドッグランに連れていったとき吐いてしましました。
でも、またドッグランに行きたかったので、ミルのために犬の車酔いについて調べまくりました。
そして、1時間程度のドライブでは酔わなくなったのでその方法を記載したいと思います。
本記事では愛犬が車酔いする理由、愛犬が車酔いしにくくなる方法がわかります。
最後にうちの柴犬ミルに実践して、車酔いしなかった方法を公開します。
それではまずどうして犬が酔うかを見ていきましょう。
犬の車酔い(原因):犬はどうして車酔いするのでしょうか?
犬はどうして車酔いするのでしょうか。実は犬の車酔いのメカニズムも人間と同じです。
犬も人間と同じで三半規管での平衡感覚と視角から入ってくる情報がずれることによって起こります。
要するに目からの情報だと、まっすぐな道を走っているはずなのに実際は揺れたりしていると、視角からの情報と三半規管の情報がずれてきます。
その視覚情報と三半規管の情報のずれが車酔いとなります。
かく言うVIVIPAPAも子供時ころは車に乗ると酔ってばかりいました。
VIVIPAPAは、車酔いするとだんだん静かになり、あまり動かなくなり、ひどいと吐いてしまっていました。
車酔いの症状も犬と人間は同じなのでしょうか。
次で見ていきましょう。

犬の車酔い(症状):犬が車酔いするとどういう症状になるのでしょうか?
犬が車酔いするとどうなるのでしょうか。この前実際にドッグランに行ったときの状況を記載します。
結論としては私VIVIPAPAがもう少しうちのミルの状態を見ていれたら、ミルは酔わなくても済んだかもしれません。
VIVIPAPA反省しております。
犬の車酔い(実例):うちの柴犬『ミル』の場合
車酔いが起こったのは、先日車で家から10分程度のドッグランに車で行ったときのことです。
助手席に柴犬ミルが座れるように犬用のベッドを置き、その上にミルを座らせて出かけました。
VIVIはいつも通り後ろの席に座っておりました。ミルは前を見てお利口さんに座っていました。
ほどなくドッグランについたのですが、ドッグランの駐車場があいておらず、駐車場を探すためさらに10分車を走らせました。
MAMAがミルは車酔いしやすいと言っていたので、それなりに酔っていないかを気にかけておりました。
途中から、よだれを垂らすようになったので、すこし気になりましたが、まだ、駐車場は見つかりません。
そのまま駐車場を探していると、急にしゃがみ込み、気づくと吐いておりました。そのまま家に帰りました。
気にしていたつもりが、ミルのことをあまり気遣えておりませんでした。
後で思い返してみると、途中からすこし一点を見つめるようになり、動きがなくなってきたように思います。
それが、車酔いのサインだったのです。
ミルの車酔いのサインは、あまり動かなくなり、よだれが垂れるといったサインでした。
他にどのようなサインがあるのでしょうか。次で見ていきましょう。
犬の車酔い(実例):その他犬の症状(例)
犬の車酔いの初期症状は、そわそわしたり、落ち着きがなくなったりという緊張や不安を示すようになるようです。
その緊張や不安が進むと、呼吸が早くなったり、よだれやあくびが出るようになり、さらに進むと吐いてしまうようです。
うちのミルもあらかじめ調べてあげていたら、吐く前に対処できたかもしれません。

犬の車酔い(対処法):犬が車酔いしないようにするには?
では、犬が車酔いしないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
車酔いしないようにするために、『車にならす方法』と『予防方法』という観点で見ていきましょう。
愛犬を車酔いしないように『車にならす方法』
まずは、愛犬を『車にならす方法』です。
愛犬が車に慣れていないことも車酔いの原因となります。少しずつでよいので、車に慣らしていきましょう。
慣らしていく順番は以下の通りです
① とまってる車でならす
② 車の中でクレートに載せる
③ クレートの中で短いドライブをしてみる
④ 少しずつ時間を伸ばしていく
① とまってる車でならす
まずは、車という乗り物に慣れるところからはじめるとよいでしょう。
ドアを開けたまま、とまっている車に乗せるところからはじめしょう。
緊張感を持たずに楽しく車に乗れるようになれば次のステップに進みましょう。
② 車の中でクレートに載せる
不安定な床だと車が揺れていなくても、揺れているように感じる可能性があります。
車に乗る時にクレートを使えるとより安定した床で犬も安心できる状態で車に乗せることができます。
ちなみに獣医さんにも酔うようであれば、クレートに載せてあげると酔う確率は減ると言われました。
③ クレートの中で短いドライブをしてみる
とまったままのクレートに慣れてきたら、家の周りだけのほんの短い距離をドライブしてみましょう。
前の段階までで、車に乗るという状況に慣れてきたはずです。
車になるということに慣れたら、つぎは、車が走るという状況に慣らしていきましょう。
はじめは、近くのコンビニまで車を走らせるだけでもいいでしょう。
それを何度も繰り返して、車が走るという状況に慣らしていきましょう。
④ 車に乗る時間を少しずつ時間を伸ばしていく
最後は、少しづつ車に乗る時間を増やしていきましょう。
まずは、少し遠くのコンビニまで行ってみましょう。
何度か少し遠くのコンビニまでいけるようになったら、目的の場所までの時間のドライブをしてみましょう。
そのようにして少しずつ時間を延ばして、車酔いしなくなっていることを確認しながら、進めていきましょう。

愛犬の車酔いの『予防方法』
『予防方法』です。
繰り返しになる部分もありますが、酔いやすい状況を踏まえて予防法を実践してみましょう。
乗り物(車)酔いの予防方法は以下の通りです
① 食後や空腹時は避ける
② 車の匂いを取り、犬の匂いがついているものを置く
③ クレートなどで揺れない・安定した場所をつくる
① 食後や空腹時は避ける
車に慣れていない時は、食後すぐや、朝起きぬけの空腹の状態でドライブに行くのはやめましょう。
朝にご飯を食べて午後にドライブに出かけるのがよいでしょう。
② 車の匂いを取り、犬の匂いがついているものを置く
犬はご存知の通り嗅覚に優れております。
人間には気づかない犬にとっての嫌なにおいがあるかもしれません。
自分の匂いがついている毛布や布などを車においてあげるのもよいと思います。
何度も車に乗せてあげることによって、自分の匂いが車につくと酔いにくくなると思います。
③ クレートなどで揺れない・安定した場所をつくる
揺れると平衡感覚がなくなりやすくなるので、できるだけゆれない状況を作ってあげましょう。
クレートを使って揺れを少なくするのもよいでしょう。
少し小さめのものを選ぶと犬が落ち着きやすくなるので、可能であれば車用に小さい目のクレートを用意するのがよいでしょう。
犬は暗いと安心するので、クレートに布をかけてあげるとより酔いにくくなります。

④ それでもだめなら『薬』を試してみる
どう頑張っても車酔いしなくなりそうにない、でも、車で出かけなくてはいけない。
そんなときは、『薬』を試してみるのがいいでしょう。
市販の薬ではこんなものがあります。
効き目は犬それぞれみたいですが、車酔いをさせたくないなら試してみましょう!!
愛犬の車酔い対策・予防法を踏まえてうちの柴犬『ミル』で実践したこと
都内への1時間程度のドライブに行きました。結果、車酔いしませんでした。
車酔いしないように実践したことは、以下です。
予防法をそのまま実践してみた感じです。
実践したのは以下の4項目
1.出発2時間前にごはんをあげた
2.ミルの匂いがついた布団を使う
3.2列目シートにペット用ドライブシートを引いて、床を安定させた
4.念のため高速は使わずに普通の道で行きました
実は出かけるとき、念のため病院に酔い止めをもらいに行きました。
しかし、実際は飲ませませんでした。
病院の酔い止めは1粒2,500円で出かける1時間前に飲む必要があったからです。
酔い止めがなかったので、少し不安でしたが、結局一度も休憩しなくても、車酔いの予兆もなく1時間20分で目的地に着きました。
目的地でも元気にはしゃいでおりました。
帰りももちろん、はしゃいだお陰もあるかもしれませんが、ぐっすり寝ていたので、酔わずに家まで無事帰ってこれました。
次に行くときも上記の方法で行って、すこしずつ車酔いしないように慣らしていきたいです。
犬の車酔い(まとめ):犬が車酔いする理由とその対処法のまとめ
人間と同じで犬も車酔いします。
車酔いが心配なら、まずは、車にならしてあげることが重要です。
車に慣れてきたら、車に乗ってる時間を少しずつ伸ばしましょう。
実際のせてみて全くダメなら、獣医さんに相談して酔い止めをもらいましょう。
うちが行っている病院では、1粒2500円前後、出かける1時間前に飲めばよい薬をくれるので、あらかじめもらっておきましょう。
うちが使ったのとは少し違いますが、ペット用ドライブシートはこちらです。
それでは、愛犬とのドライブをお楽しみください。