犬が吠えても、なんで吠えているかわからない
犬が吠えて困る
可愛いがってあげたいけど、あんなに吠えたら…
今日はこんな疑問に答えていきます。
皆さん、犬が吠えて困ったことがあると思います。
どうして犬は吠えるのでしょうか。
犬だってもちろん理由があるから吠えてます。(笑)
犬が吠えている理由がわかれば、対処方法はわかります。
犬が吠えるのには理由があるので、その理由7つを見ていきましょう。
吠える理由がわかれば、対処法がわかります。
対処法がわかれば、吠えなくなる可能性が高まります。
犬が吠えるのは悪いことなのか?
犬が吠えるのは悪いことなのでしょうか。
犬にとって、吠えることは正常な行為です。
犬が吠える理由
犬は吠えることでさまざまな感情を伝えます。
理解しようとしない人間には理解できないのでしょうが、吠えることで感情を伝えています。
犬が吠えている理由を理解すれば、犬が何を伝えているかがわかります。
繰り返しになりますが、犬が吠えることは正常な行為です。
あなたが犬が吠えてもいいと思っていても
犬は元々「吠える遺伝子」を持っています。成犬になれば、犬は吠えるものです。
でももし、犬が吠えたとしても、問題がないのであれば、そのままでいいと思うかもしれません。
犬を吠えないようにトレーニングをする必要はないと思うかもしれません。
しかし、たとえあなたが「吠えてもいい」と思っていたとしても、お出かけ中やお客様が来ているときに吠えてしまうようでは、迷惑になってしまいます。
犬と人間が快適に共存していくためには、犬が吠える原因を知り、吠えずに済むようにトレーニングをしてあげる必要があります。
犬と人間がうまく共存できるように、吠える理由を見ていきましょう。
犬が吠える7つの理由
それでは早速犬が吠える7つの理由を見てきましょう。
犬と共存するために犬が吠える理由を理解しましょう。
犬が吠える7つの理由 ①:興奮吠え
あなたが家に帰ったときに吠えたり、何か楽しいことがあるとわかったときに吠えたりしたら、それは興奮吠えです。
実際、犬の群れがお互いに興奮を伝える方法は通常、高音または中音域であり、犬は興奮が弱まるまで断続的に1〜2回吠えます。
興奮して吠えるときの行動
1.尻尾を元気よく振る
2.頭を上にあげるような動作をする
3.円を描くように回転する
4.足をかるく足踏みするようにバタバタさせる
このような行動を伴う時は興奮して吠えていることが多いです。
犬が吠える7つの理由 ②:要求吠え
犬があなたの注意を引きたいとき、犬はあなたに吠えます。
この要求吠えは、短い吠え声の連続で途中に一旦休止があるのが特徴です。
犬は状況によって散歩やごはんをお願いします。
要求吠えの場合多くは、体はエネルギッシュでリラックスしていないことが多く、尻尾はまっすぐか揺れていることが多いです。
ただし、この要求吠えには注意してください。
例えば、おやつやごはんをもらうために要求吠えをしていたとします。
そんな時にあなたがおやつをあげてしまうと、犬は吠えることで欲しいものが手に入るということを学びます。
そうすると、次からあなたの犬は御馳走を得るためにいつも吠えるかもしれないので、この要求吠えには注意が必要です。
犬が吠える7つの理由 ③:退屈吠え
犬が退屈しているとき、犬はあなたの注意を引くために、あなたに吠えるます。
犬は退屈になると、破壊的な行動にでる可能性があります。毎日の散歩や、いっしょに遊んだりすることは、退屈を防ぐのに役に立ちます。賢い犬は、退屈な時にボールやひもなどのを持ってきて、遊んでというかもしれません。
これらの遊び時間を求める退屈吠えは、通常低く、短いです。
退屈吠えは要求吠えと同様に、体の姿勢は、尻尾をまっすぐに伸ばしていることが多いです。
場合によっては、犬はプレイバウの状態になり、遊ぶ準備ができていることを示します。
犬が吠える7つの理由 ④:不安吠え
見知らぬ人が家に近づいたり、別の犬が近くにいたり、あからさまに逃げ道がない場所に閉じ込められたりするなどの状況の場合、防御的な吠え声がよく聞こえます。
これらの吠え声は通常より深くなり、うなり声が伴う場合があります。
そのような不安吠えは、かなり継続的で長く続く可能性があります。
「ねえ、これは何?なんなのよ。わからないよー」これがあなたの犬の言いたいことです。
不安吠えの犬の場合、体は通常脚の間に尻尾があり、首の周りの毛は逆立っていて、頭を低い体勢にします。
不安吠えの1種、縄張り吠えの場合、体の姿勢は、耳と頭は警戒状態にあり、尻尾をまっすぐにしてる場合があります。これ姿勢の時犬は、噛む可能性が高いことがあるので注意してください。
不安吠えの時犬の体は緊張しています。
犬が吠える7つの理由 ⑤:痛み吠え
犬は痛みを感じると吠えます。
この痛み吠えは自分の痛みを群れに伝達して群れの仲間に助けに来てもらいたいか、なんらかの行動がその痛みを引き起こしているということを表しております。
そして、犬はその痛みを止めたいと思っています。
このタイプの吠え声は、動物が激しい遊びの最中に間違ってぶつかったり、別の動物に襲われたりしたときによく見られます。
痛み吠えはより高音で聞こえます。そしてしばしばスタッカートのように聞こえたり、痛み吠えが進むにつれて吠え自体が次第に薄れていくことがあります。
犬に触れたり撫でたりしたときにこのように吠えると、何かが痛くなったり、触れられたときの痛みを予期したりできる可能性があります。
これは、子犬を獣医に連れて行くタイミングを確認するためのサインです。
犬が吠える7つの理由 ⑥:驚き吠え
これは多くの場合、1回だけ吠えるのですが、その後にさらに吠えることもあります。
通常、驚きを表す吠え声は高くなります。人間と同じように、その吠える声は驚きや不気味さに対する自然な反応です。
注意を払っていない犬や耳の悪い犬に近づいたり、草の中を何かが速く動くのを見たと思ったりすると、驚き吠えが聞こえる場合があります。
この驚き吠えは制御されていない可能性があり、そもそも吠える準備ができていなかったため、体の姿勢が変化する場合があります。
犬が吠える7つの理由 ⑦:認知症の吠え
犬が年をとると、夜や誰もいないように見える場所に向かって吠えます。この吠えは、高齢の動物の認知機能障害の兆候である可能性があります。
認知症吠えは何にも反応しなくても、特定できる理由がなくても、解決する場合があります。
夜中に年をとった犬が部屋の隅や壁に吠えているのに気付いた場合は、病院に行ってください。
犬の状態をよくするための手順があるかどうかを獣医に確認してください。
犬が吠えるときの対策方法
吠えるときの対策は、7つのうちでどの吠えなのかを特定することが先決です。
理由がわかれば、その吠えの原因を取り除いてあげることが重要です。
要求吠えの場合は注意してください。要求吠えにこたえてしまうと、要求吠えをやめさせることが出来なくなるので、注意してください。
興奮吠えの場合、何もしないことが有効です。
困った場合は、何もしないというのが重要となって参ります。
吠える場合は原因を突き止め、その理由を遠ざけてやめさせてください。
犬が吠える7つの理由:番外編
吠えとはすこし違うかもしれませんが、うちの子たちの吠えをご紹介します。
特にラブラドールのVIVIは、柴犬のミルに対して遊んで欲しい時に吠えます。
というか、しゃべります。(笑)
犬が吠える7つの理由 番外編 1:うちの子は、吠えながらしゃべります
吠えているのか、しゃべっているのか、それはあなたの目で実際に見て決めてください。
親ばかですが、とても可愛いです。
こんな感じでしゃべってます。
犬が吠える7つの理由 番外編 2:犬語がわかるわいいイラスト
以前に紹介したリリーチンさんのイラストにもその状況があるかもせません。
犬が吠える7つの理由:まとめ
さて、犬が吠える7つの理由を見てきました。
どれも実際にしてそうな吠え方ですね。
吠えていること自体は問題ありません。
しかし、お出かけ中や他の犬が困ったりする場合は、吠えない方がよいです。
吠えないようにするには、吠える原因を取り除いてやることです。
それでは、また。