犬を飼い始めたら、やっぱりドッグランに行ってみたいですよね。
他の犬と遊んでるうちの子はどんなんだろとか想像すると楽しいですよね。
でも、ドッグランに行くとどんな犬がいるかわからないから怖いとか、襲われたらどうしようなんてことも思いますよね。
でも、安心してください。
基本的に大型犬は、おおらかな性格な子が多いですし、中型犬も他の犬を襲うような子は基本的には、ドッグランにはおりません。
でも、万が一のために忠告しておくと、自分の子を守るのは自分しかいないので、何か起きた場合は、すぐに逃げられるように、いつも見ておくということはとても大事です。

初めてドッグランに行く前に必ずしておく3つのこと
この3つを必ずやっておきましょう
▼ しつけができている(最低「アイコンタクト」と「待て」ができる)
▼ 予防接種が終わっている(混合ワクチンと狂犬病ワクチンとフィラリア予防)
▼ 準備をする(ドッグランの選び方・もっていくもの・通常の散歩での準備)
コツさえつかめば、3つのことは簡単にできるので、できる限りやっておきましょう。
それでは、「しつけ」から見ていきましょう。
初めてのドッグラン やること① : しつけができている(最低「アイコンタクト」と「待て」ができる)
しつけと言われても、何をしていいかわからないですよね。
しつけで一番重要で、大切なのは、「待て」です。
「待て」はいつでも重要になってくるので、覚えさせましょう。
「待て」を覚えられたら、次に可能であれば「おいで」「お座り」「伏せ」「だめ」などを教えてください。
超簡易版「待てのしつけ方」
しつけの基本は、アイコンタクトと「よし」などの褒め言葉とご飯またはおやつ(トリーツ)です。
アイコンタクトとご飯で、「待て」が10秒できるようしてあげましょう。
うちでは、ラブラドールレトリバーは太りやすいので、ご飯をあげることにしています。
おやつだと太ってしまうかもしれないからです。
アイコンタクトできるようになったら、次は、「待て」を教えます。
アイコンタクトして、「待て」の指示を出します。
初めは、素振りでも見せたら、とりあえず、「よし」と言って褒めてあげて、ご飯をあげてください。
そして、徐々に「待て」ができるようにしてあげてください。
アイコンタクトと「待て」ができれば、褒めてからご飯をあげるの繰り返しです。
慣れないうちは、外からの刺激(音やにおい)などがない部屋の中でやってください。
外からの刺激でできないのか、本当にできないのかわからなくなってしまうので、注意してください。
初日は、10回程度練習するだけでも構いません。
空いている時間に少しずつできるようにしていってあげてください。
初めのうちは『待て』が1秒できたら完璧です。
そのうち、5秒、10秒と少しずつ伸ばしていってください。
また、5秒できるようになっても、気まぐれで、2秒ぐらいしかできなくなることもあるので、そんなときは、あきらめるというのも必要です。
しつけは気長にやりましょう。
1ヵ月から2か月ぐらいはかかるものとして、気長にやりましょう。
将来的には、2年後、5年後にしつけしてればよかったとならないように気長に進めましょう。
本格的にやりたい方は、是非、しつけ教室にいかせてあげてください。
「待て」が10秒できるようになれば、とりあえず第一段階終了です。グッジョブ。
その他のしつけの仕方
その他のしつけについても、基本は同じです。
アイコンタクトして、指示を出して、できれば褒めてご飯またはおやつをあげる。
その繰り返しで、動作を覚えてもらいます。
また、補足でも書きましたが、集中力を阻害されることが多いとできなくなりますので、トレーニングをする場所は選んでください。
また、できるようになってくると、逆に集中力が阻害された場所でもできるかを試してみるとよいと思います。
また、私はしつけ教室は、どんなふうにやるのかを見てみたいとか、ずっとそこに面倒をみてもらうということであれば、おすすめいたします。
しかし、2か月程度通わせるのであれば、自分たちでやるのが一番だと思います。
それは、しつけ教室にだしたとしても、その後にそのしつけを定着させ、そのしつけの動作を使っていくのは自分たちなのです。
それなら、自分たちでやるのが、犬たちとの信頼関係を築くためにも良いと思います。
一つの意見として、参考にしてください。
初めてのドッグラン やること② : 予防接種が終わっている(混合ワクチンと狂犬病ワクチンとフィラリア予防)
予防接種は、混合ワクチンと狂犬病の2種類があります。
混合ワクチンは、通常6種類でペットショップで1回目は接種しているはずです。その後、2回目、3回目を受けて、狂犬病のワクチンも打ちます。
そのすべてが終了していることが、ドッグランのデビューには欠かせません。
また、ワクチン接種済みの証明書は、ドッグランの登録に必要ですので、必ずすぐ出せるところに保管しておいてください。
最近は、証明書の写真でも許可してくれるところも多いので、写真を撮っておくのもいいかもしれません。
また、フィラリアの予防も重要です。通常5月~12月は、フィラリアの薬を投与しましょう。
初めてのドッグラン やること③ : 準備をする(ドッグランの選び方・もっていくもの・通常の散歩での準備)
しつけ、予防接種が出来たら、あとはドッグランに行くための準備です。
準備することは以下の3点です。
ドッグランを選ぶ
持っていくものを準備する
通常の散歩でも準備できることはあります
初めてドッグラン 準備 : ドッグランの選ぶ
ドッグランの選び方それは、初めはできる限り家から近いところにしましょう。
遠いと犬も自分も行くだけで疲れます。一番近くて、自分の子の大きさに適したドッグランがあるところに行きましょう。
郊外のドッグランであれば、何種類かのエリアに分かれていて、小型犬用、大型犬用、アジリティー用など、いろいろなエリアがあります。
小型犬であれば、小型犬エリアがあるところを選びましょう。また、中型犬は、小型と大型のどちらに分類されるかは、体重によるところが大きいので、自分で確認しましょう。
たいていは、8㎏か10㎏で分けられることが多いと思います。
最近のドッグランは、どのドッグランでもネットに情報が載っているので、雰囲気をみてみて決めるのも、いいかもしれません。
ドッグランのネットの情報で注意したいのは、ルールです。ドッグランはドッグランごとに独自のルールがあることがあります。
そのルールを事前に調べておくことも、忘れずにやっておいてください。
初めてドッグラン 準備 : 持っていくものを準備する
持っていくもは、基本的には、通常のお散歩と大きくは変わりません。
変わることと言えば、車で行くのであれば、足などをふくためのタオルなど用意しておくとよいでしょう。
リード、首輪またはハーネス、飲みもの、トイレ用品、おしっこの際にかける水、体や足を拭く(濡れ)タオルが基本です。
ドッグランの中ではおやつやおもちゃは禁止されているところも多いです。
車の中でのおやつ以外は、確認してから用意しましょう。
その他、車で行く場合は、車の中で遊べるおもちゃやおやつは別途用意してください。
うちは車の中でのおもちゃやおやつは、こんなの使ってます。↑↑↑↑↑
初めてドッグラン 準備 : 通常の散歩でも準備できることはあります
通常の散歩でも準備できることはあります。
まず、他のわんちゃんへの挨拶の練習です。
散歩の最中に会ったほかのわんちゃんには、できる限り挨拶させてもらいましょう。
うちの場合、ラブラドールもいるので、敬遠されることは多いですが、まず、こちらから挨拶します。
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」など、他のわんちゃんの飼い主さんと目が合った瞬間に挨拶をします。
それに答えてくれれば、たいてい挨拶可能です。
挨拶とは、犬が鼻と鼻でくんくんしあいます。その後、おしりのにおいをかいだりします。
そんな感じで他の犬とも挨拶ができるようになっていれば、ドッグランでも同じようにできるでしょう。
また、散歩の際の挨拶は、自分ちの子がどういう性格なのかもわかるためにも必要です。
いざドッグランにいっても、楽しめない子もいます。
ドッグランを楽しめなければ無理をしないで、ドッグランではなく、家の近所や家で遊んであげてください。
また、飼い主さんのことは大好きで、他の犬はどうでもいいと思っている子もいます。
自分の子がどんな性格なのかわかっていれば、ドッグランでどのように動くかすこし想像できるはずです。
だから、散歩の最中に他の犬に挨拶させてもらい、少し自分の子の性格を知りましょう。
自分と違ってすごく社交的な犬かもしれません。←それうちだけかも(笑)

初めてのドッグラン : ドッグランについたら
初めてドッグランについたら、まず、すこし落ち着かせてあげましょう。
ドッグランに入る前にご飯やおやつをあげてみて、通常通り食べられるかを見てみましょう。
食べれれば、落ち着いています。
食べられなければ、落ち着いてないので、周りを少し散歩するなどして、少し落ち着かせてから、ドッグランに入るようにしましょう。
通常通りで、落ち着いているのであれば、ドッグランの受付に向かい、手続きをして下さい。
手続きが終了したら、いざ、ドッグランに向かいましょう。
自分の子が入れるエリアを確認して、入れるエリアに入りましょう。
入ったら、あせらずまた、自分の子の状態を確認してください。
初めてであれば、おそらく、少しおびえているはずなので、すこし慣れるまで、リードはつけっぱなしでいてあげてください。
そして、慣れたらリードを外してあげてください。
リードを離すときも、できれば「待て」をさせて、「待て」ができるか確認をするのもよいでしょう。
「待て」ができれば、かなり落ち着いているはずです。
「待て」が出来なくても、行きたそうであれば、行かせてあげてください。
そして、自分の子の絶対にそばから離れないようにして下さい。
1回目は、短時間にした方がよいです。20分か30分がいいでしょう。
自分も自分の子も疲れるので、そのぐらいにするのがいいでしょう。
そして、慣れてきたら、すこしずつ時間を延ばしていけばいいでしょう。
初めてのドッグランに行く前に必ずしておく3つのこと : まとめ
本日は、ドッグランに行く前に必ずしておく3つのことについて紹介いたしました。
▼ しつけができている(最低「アイコンタクト」と「待て」ができる)
▼ 予防接種が終わっている(混合ワクチンと狂犬病ワクチンとフィラリア予防)
▼ 準備をする(ドッグランの選び方・もっていくもの・通常の散歩での準備)
しっかり準備をしていくことで、自分の子を守ることにもつながりますので、是非実践してみてください。
それでは、楽しいドッグランライフをお楽しみください。
でも、ドッグランに向かない子もいるので、その子は無理にドッグランに連れて行かないようにしましょう。
では、また明日。