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ラブラドールって飼ったらいけない犬なの?
ラブラドールと暮らすのって実際どうなの?
ラブラドールと暮らす為のお金は?
本記事はこのような疑問にラブラドールレトリーバー歴12年のVIVIPAPAが解説します。

確かにラブラドールレトリーバーの朝と夜の散歩は毎日1時間程度は必須です
でも、その散歩の大変さもよい運動と思えるぐらい可愛い犬です

本当に毎日癒されてます
仕事の疲れも一瞬で吹き飛びますよー

PAPA、MAMAいつも散歩本当にありがとうー
VIVIもストレスないよー
ラブラドールレトリーバー好きのわたくしがラブラドールレトリーバーの魅力と一緒に暮らす上でのお金について、実際のところを解説します。
断言します。ラブラドールレトリーバーとの生活はプライスレスです。
ラブラドールレトリーバーってどんな犬?

では、初めにラブラドールレトリーバーはどんないぬなのでしょうか。
一般的な話と実体験に基づく話をしていきます。
ラブラドルレトリーバーの魅力
ラブラドールレトリーバーの魅力は、従順な性格・トレーニングが比較的容易・女性でも比較的扱いやすい・愛らしいしぐさや表情でしょう。
ラブラドールレトリーバーはトレーニングはしやすい犬種です。
どこまでトレーニングするかは飼い主次第ですが、「おて・おかわり・おすわり・まて」くらいはある程度簡単に覚えてくれます。
興奮を抑えるトレーニングなどは難易度の高いトレーニングとなります。
興奮を抑えるトレーニングは勉強してある程度本気で取り組むか、トレーナーさんにお願いした方がよいでしょう。
また、何と言っても表情が豊かで愛おしいです。
先代ロック VIVI
ラブラドルレトリーバーの特徴
ジャパンケンネルクラブのグループでは、「ポインター・セター以外の鳥猟犬」に分類されています。
原産国 | イギリス |
色 | イエロー・ブラック・チョコレート(レバー) |
大きさ | 男の子:体高56~57cm 女の子:体高54~56cm |
体重 | 男の子:27~30㎏ 女の子:25~28㎏ |
平均寿命 | 10~12歳 |
色もイエローといっても色の濃さが違ったりします。先代のロックの鼻は黒でしたが、VIVIの鼻はピンクに近い色です。
先代ロック VIVI
通常25㎏以上が大型犬として分類されます。うちのVIVIは女の子で25㎏なので、ぎりぎり大型犬に分類されます。
ラブラドール・レトリーバーはニューファンドランド沿岸で発祥した犬種であると考えられている。その地域では漁師が魚を回収するために似たような外貌の犬を使用していた。素晴らしいウォーター・ドッグであり、その耐候性のある被毛及びカワウソの尾に例えられたユニークな尾がこの犬種の特徴である。
ジャパンケンネルクラブ ラブラドール・レトリーバー
ウォータードッグとのことですが、先代ロックは水嫌いでした。水好きかどうかはその子によります。
尾がカワウソに似ているということなので、比較してみました。根元が太くて、先が細いところは似ています。
那須どうぶつ大国のコツメカワウソのこどもたち VIVIと白柴ミル
ラブラドルレトリーバーの性格
ジャパンケンネルクラブの習性・性格には下記のように書かれています。
気立てが良く、たいへん聡明である。嗅覚は優れており、ソフトマウスで、水をたいへん好む。適応性があり、献身的な伴侶である。理解力があり、鋭敏で、柔順で、人に喜ばれるのを好む。生まれつき優しく、攻撃的でもなければ、過度にシャイでもない。
ジャパンケンネルクラブ ラブラドール・レトリーバー
「適応力があり、献身的な伴侶」とありますが、確かにその通りです。
比較のため、よく似たような犬種としてとらえられるゴールデンレトリーバーの習性・性格を見てみましょう
従順で、利口で天賦の作業能力を備える。優しく、友好的で、自信に満ちている。
ジャパンケンネルクラブ ゴールデン・レトリーバー
ラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリーバーの一番の性格の違いは、ラブラドールレトリーバーは「人に喜ばれるのを好む」のに対して、ゴールデンレトリーバーは、「自身に満ちている」ということでしょう。
もちろん、ひとりひとり性格は違いますが、VIVIのお友だちやドッグランなどで会う子は、ラブラドールレトリーバーは人懐っこく、ゴールデンレトリーバーはひとりたたずんでいてかっこいいというイメージです。
あくまでもラブラドールレトリーバー好きの意見として、とらえてください。
ラブラドールレトリーバーと暮らすのって実際大変?

結論、めちゃくちゃ楽しいです。でも、散歩や旅行の時どうするかという問題はあります。
しかし、それを差し引いてもあまりあるぐらいのよろこびをラブラドールレトリーバーは届けてくれます。
一緒に暮らす上での注意点
一緒に暮らす上で注意した方がよいことは、適度な運動と肥満予防と日常的なケアです。
適度な運動
一般的に1日2時間程度の運動が少なくとも必要といわれることが多いです。
うちも運動の時間を確保するために、1日2回朝と夜に時間にして合計2時間、距離にして合計5㎞以上の散歩と月に3回程度ドッグランに行ってます。
ドッグランはもちろんの散歩の代わりに行って、ボールの取ってこい遊びと他の犬とのスキンシップを1時間くらいして帰ってくるという感じです。
雨の日の散歩も土砂降りじゃない限り行くようにしてます。
あまり散歩されない方は1時間の散歩は大変だと思うかもしれません。でも、そんなことはありません。
感謝はあっても苦労と感じたことはあまりありません。
だって、アラフィフの男は毎日30分以上体を動かさないと体形を維持することができないので、うちの子達のおかげでいい運動させてもらってると思ってます(笑)
肥満予防
ラブラドールレトリーバーはとても食いしん坊です。
また、ごはんやおやつは与えれば与えるだけ食べることができるので、肥満は特に注意が必要です。
ラブラドールレトリーバーは特に、カロリー計算をして適切なごはんの量をあげるようにしなければなりません。
日常的なケア
ラブラドールレトリーバーの日常的に必要なケアは、耳掃除・爪切・ブラッシング・シャンプーです。
爪切り・ブラッシング・シャンプーは大抵の犬で必要なケアです。
日常のケア以外にラブラドールレトリーバーにとって特に注意が必要なケアは耳掃除です。
後ほど病気のところでも紹介しますが、ラブラドールレトリーバーは垂れ耳なので、耳の疾患にかかりやすいです。
耳が赤くなったりしないように、最低月に1回は耳掃除が必要です。
トレーニング
ラブラドールレトリーバーのトレーニングは比較的簡単です。
頭がよいので人の言葉を理解することが出来ますし、食いしん坊なのでおやつを使うとすぐに指示を聞いてくれます。
普通に引っ張らずに散歩する程度であれば、YOUTUBEやネットの情報で比較的簡単にできるようになります。
しかし、興奮しやすいので興奮しているときにじっとさせるのは大型犬なので大変です。
力だけでねじ伏せていても落ち着いた行動をしてくれるようになるわけではありません。
興奮している時にもじっとさせるためには本格的なトレーニングが必要です。
本格的なトレーニングはしっかり勉強するか、トレーナーに任せるのがよいでしょう。
なりやすい病気
動物保険のアニコムの『家庭どうぶつ白書2020』によると、ラブラドールレトリーバーのなりやすい病気は、耳の疾患と皮膚の疾患です。
その次に骨や関節の病気、次に齢を重ねた後の腫瘍が多くなっています。

左上の年間平均診療費を見ると、ラブラドールレトリーバーは91,397円で、犬全体は70,683円です。
ラブラドールレトリーバーの緑の折れ線を見ると5歳を超えたくらいから5万円を超え、8歳で12万円、10歳で15万円、12歳で20万円以上となっています。
おそらく、8歳を超えたくらいから、腫瘍などの治療費がかかる病気になりやすくなるためだと思われます。
人間と同じで1年に1回定期健診を受けることで病気を未然に防げるようになるので、定期健診を受けるようにすることも重要です。
また、他の犬でよく聞く「骨折・涙焼け・歯周病など」は、ラブラドールレトリーバーはあまりならないです。
ラブラドールレトリーバーと暮らす為のお金は?

実際にうちにVIVIが来るまでと来た時と、その後どのぐらいのお金がかかったのか考えてみました。
迎えるためのお金
うちはペットショップからVIVIを迎えました。ペットショップでは、基本的に生体価格と諸費用が掛かります。
VIVIは生体価格以外で10万円くらいかかりました。ペットショップの諸費用8万円、グッズ等2万円です。
ペットショップの諸費用はペットショップによって変わってきます。
グッズは、トイレ、トイレシーツ、サークル、ごはん、ごはん用食器、おもちゃなどです。
初めは必要最低限のものだけを購入し、その後順次VIVIに必要なものをそろえました。
クレート、トイレ、トイレシーツ、ごはん、ごはん用食器、おもちゃ
リードや首輪は、散歩に出れる16週くらいのタイミングで揃えました。
その他で順次購入したものは、追加のおもちゃ、ごはん入れ、トイレシーツ専用ゴミ箱です。
もちろんペットショップがすすめる保険にも入りました。
月々かかるお金
VIVIに1ヵ月にかかっているお金は15,000円くらいです。
内訳は、ごはん代10,000円、おやつ代1,000円、ペットシーツ代1,000円、その他遊び、おもちゃ、病院で3,000円です。
ごはんは、もちろんあげるものによりますが、うちはアカナをあげているので、10,000円くらいです。
おやつは、うちの場合ごはんをおやつの代わりにも使用しているのでおやつ代は月1,000円くらいです。
ペットシーツは1日1枚使用で1ヵ月1,000円くらいです。
遊びは、施設に行けば入場料1日3,000円くらいとその他食事や付属の施設利用料などもろもろかかります。うちは最近家族のタイミングがあわないので、施設にはいけていません。
東京都下の公営ドッグランは基本的に無料です。車で行く場合、駐車料金がかかる場合があります。
おもちゃは1,000円~3,000円くらいのものを購入することが多く、2~3ヶ月に1回買うぐらいです。
病院は、最近はほぼいかないですが、一時期膀胱炎になったので、その時は毎月3,000円程度かかっていました。
フィラリアの時期はフィラリアの薬を飲みます。その分も平均して1ヵ月3,000円くらいです。
その他かかるお金
うちは3万円程度かかりましたが、家をラブラドールレトリーバー用にするための費用がかかります。
うちはラブラドールレトリーバーの届く範囲のものはすべて何かにいれるようにしてます。
また、フローリングは滑りやすいので、フローリングにカーペットを引きました。
机の脚などもかじられますので、覚悟しておいてください。
机やいすの足などの費用はプライスレスです(笑)
ラブラドールレトリーバーの魅力とお金のこと : まとめ
ラブラドールレトリーバーはとても献身的で魅力的な犬です。
一緒にいるわたくしとしては、ラブラドールレトリーバーは人間のためにいるといっても言い過ぎではない犬と言えます。
また、迎え入れるのに30万円~50万円くらい、毎月一緒に暮らすのに15,000円くらいかかります。
でも、癒される点を考えるとその費用はプライスレスと言えます。
みなさんもラブラドールレトリーバーとプライスレスな日々を考えてみてはいかがでしょうか。