愛犬が耳をかゆがってるけどだいじょうぶかな?
どんな時に病院にいった方がいいの?
耳掃除のコツってあるの?
本日はそんな疑問にお答えします。
基本は、愛犬を横に座らせて耳掃除すれば、耳掃除は簡単です。
8割の犬はこれでできるようになるはずです。
やらせてくれないのは正面から耳掃除しようと思っているからです。
犬は正面から来るものに警戒心が強いです。
犬に警戒させないように横に座ってからやることを心がけましょう。
これさえやれば、耳掃除のコツの8割がわかったようなものです。
耳掃除は誰にでもできるので、まずはトライしてみましょう。
もちろん、病院に行くべき症状もあるので、後ほど詳しくご紹介します。
私VIVIPAPAは愛犬ビビとミルと15年以上一緒に過ごすために日々勉強中の身です。
勉強したことを皆様に共有し、皆様に喜んでいただけたら幸いです。
耳掃除は慣れれば、両耳で5分あれば終わります。
今回教える方法を使えば失敗しないので、是非お試しください。
イヤークリーナーはビルバック エピオティック ペプチドがおすすめです。
それでは早速耳掃除の方法を見ていきましょう。
実際の耳掃除の方法を先に知りたい方は、目次で『耳掃除の方法 具体的な方法』から読み始めてください。
犬の耳掃除はどうして必要なのか
犬は定期的な耳掃除が必要です。
愛犬の耳掃除の必要性
人間の場合最近は耳掃除はしなくてもよいという方もいます。
しかし、犬の場合上記の2点の理由により、耳掃除が必須となります。
愛犬の耳掃除の必要性:構造上の理由
犬は専用のイヤークリーナを使って洗浄をする必要があります。
その一つ目の理由が構造上の理由です。
犬の耳は人間のように耳の穴から鼓膜までまっすぐになっておりません。
犬種にもよりますが、L字になっております。
L字になっているので、人間のように綿棒などでかきだそうとしても、かきだせません。
そのため、犬専用のイヤークリーナーで耳掃除をする必要があります。
愛犬の耳掃除の必要性:犬の常在菌の繁殖を防ぐため
犬にはマラセチアという常在菌がいます。この菌は皮脂を栄養に育つカビの一種(真菌)です。
耳垢の成分は皮脂なので、綺麗にしていないとマラセチアが増殖して、外耳炎になりやすくなります。
また、じめじめした梅雨には愛犬の耳が蒸れた状態になります。
耳が蒸れると皮脂がたくさんでるので、マラセチアが繁殖しやすくなります。
そのため耳の中の皮脂を少なくし、清潔に保つためにも犬専用のイヤークリーナーで耳掃除をする必要があります。
愛犬の耳掃除が特に必要な犬種
犬種によっても、耳にトラブルを抱えやすい犬種とそうでない犬種がいます。
犬の耳の種類は大きく分けると立ち耳と垂れ耳があります。
立ち耳の犬
立ち耳は、チワワや柴犬などです。立ち耳の犬は比較的耳のトラブルは起きにくいです。
しかし、柴犬はアレルギーで耳をかゆがることもあるので、別途注意が必要です。
垂れ耳の犬
垂れ耳の犬種はご想像通り蒸れやすいので、耳掃除が必須となります。
垂れ耳は、トイプードルやミニチュアダックスやゴールデンやラブラドールレトリバーなどです。
耳が蒸れやすいので、梅雨の時期は1週間に1度は耳掃除してあげましょう。
その他注意すべき犬種
アニコムさんの『家庭動物白書』によると、日本でよく飼われている18種の犬種の中で耳の疾患にかかりやすい犬は以下の犬です。
病院に行くべき症状は?
外耳炎の場合は治療が必要なので、すぐに病院に行ってください。
では、外耳炎はどのような症状なのでしょうか。
外耳炎は、耳の穴に炎症が起こっている疾患のことで急性と慢性があります。
耳が腫れて赤かったり、耳が匂ったり、愛犬が耳をかゆがる時には外耳炎の可能性があります。
必要以上にかゆがったり、耳が赤かったり、病院に相談しましょう。
犬の耳垢の特徴は?耳垢の種類による注意点
犬の耳垢の種類を見ていきましょう。
1.黒く大量な耳垢
黒い耳垢は耳ダニが規制している可能性があります。
耳ダニが寄生していると黒い耳垢が溜まりやすく、犬が異常にかゆがります。
また、黒い耳垢の原因が耳ダニの場合、黒い耳垢のように見えているものは吸血したダニの糞です。
ダニの糞であれば、濡れたティッシュなどに置くと赤くなるので、赤くなったらすぐ病院へ連れて行ってください。
2.黄色い膿のような悪臭を放つ耳垢
細菌感染を起こして外耳炎を発症している可能性があります。
黄色い膿のような耳垢を見つけた場合はできるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
3.茶色で湿り気がある耳垢
マラセチアが増えすぎている可能性が高いです。
耳の中が赤くなっている場合は、マラセチアの可能性が高いです。
マラセチアは先ほども説明した通り、皮脂をこまめに取ってあげることが重要です。
耳掃除の方法:実際の耳掃除の仕方
では、実際の耳掃除の仕方を見ていきましょう。
実際の耳掃除の仕方:簡易的な方法
用意するのはこの2つだけです。
おすすめのイヤーローションはこれです。↓↓↓↓↓
耳の中の掃除は耳の中から優しく、耳の外側まで拭いてあげましょう。
その際、綿棒などを使うのは絶対にやめましょう。耳が傷ついてしまう可能があります。
コツは優しくふき取るです。
耳の汚れがひどくない愛犬はこの掃除の仕方で問題ありません。
実際の耳掃除の仕方:しっかり洗浄する方法
準備するものは大きくは変わりません。汚れてもいいタオルを用意するだけです。
犬用のタオルを用意すれば問題ありません。
マッサージが終わったら、タオルで液体が飛び散らないようにしましょう。
マッサージはクチュクチュ音がするぐらいだと強すぎるので、音がしないぐらいのやさしい力でやってください。
最後の終わったら、褒めてご褒美をあげるということも次へつながる重要なことなので、必ずやりましょう。
また、やりすぎないようにしましょう。
通常は2週間に一度か1ヵ月に1度程度、じめじめした時期は、1週間に1度程度にしましょう。
実際の耳掃除の仕方:耳掃除のコツ
病院の先生に耳掃除のコツを聞いてきました。
コツはずばり正面から耳掃除しないことです。それだけです。
犬は正面から来るものに警戒します。
耳掃除をするときは犬を前に座らせるか、横に座らせてからはじめましょう。
それでも嫌がる子は耳自体を触られることが嫌なので、まずは、耳に触ることにならせましょう。
耳に触ることを慣らされるには、いつも触ってあげることです。
耳を触るだけでも嫌がる場合は、少し触っておやつをあげるというのを繰り返して、耳を触られることに慣らしてあげてください。
実際の耳掃除の仕方:おすすめのイヤークリーナー
ビルバック エピオティック ペプチドがおすすめです。
通常のものでも問題はありませんが、『ビルバック エピオティック ペプチド』は有効成分が入っております。
有効成分が入っているので、より耳を清潔に保つことが出来ます。
実際の耳掃除の仕方:綿棒は必要なのか?
綿棒は耳を傷をつけるだけなので、犬の場合は必要はありません。
また、先にも説明いたしましたが、犬の耳はL字型になっております。
その犬の耳の構造上、綿棒では奥の耳垢はとれません。
綿棒は使わずに、イヤークリーナーを使って脱脂綿でとってあげるようにしましょう。
愛犬の耳掃除:まとめ
愛犬の耳掃除の必要性、やり方、コツを紹介しました。
耳掃除をやるのであれば、犬の横や後ろからやるのがコツです。
犬は正面から来られると怖がります。
犬に挨拶をするときも、普通は正面から行かず横に並んだり、手の匂いから嗅いでもらってから挨拶しますよね?
愛犬だから、正面から行っても大丈夫ということはありません。
耳掃除は愛犬の横や後ろからやってあげてください。
それでは、愛犬の耳を清潔に保ってあげてください。