【フードローテーション】犬に複数のドッグフードを与えるべき3つの理由

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悩んでる人
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フードローテーションって本当にいいの?
でも、胃腸に負担がかかるから、ドッグフードって1種類の方がいいんじゃないの?
うちの子フード切り替えると下痢しちゃうんだけど・・・
で、実際、ドッグフードは切り替えた方がいい?それとも切り替えない方がいいの?

こんな悩みを抱えている方に、今回はドッグフードを切替えるべき3つの理由を紹介します。

今回の記事はアメリカのナンシー・カーンズさんが記載した。
”Why You Should Switch Dog Foods Frequently”という記事を元に作成しております。

それでは早速『ドッグフードを切り替えるべき3つの理由』です。

ドッグフードを切り替えるべき3つの理由
①異なるタンパク質源を摂取可能となる
②栄養素についても幅広く摂取可能となる
③アレルギーの発生やフードを切り替えることを可能にする

VIVIPAPAはこの記事に書いてあるように、良質な食べ物とは何かを認識して、自分の犬に適したご飯を3~4つ選定して、2~4か月毎に決めたドッグフードに切り替えることをおすすめします。

VIVI
VIVI

VIVIもフードローテーションしてるよー

この元記事を書いている【ナンシー・カーンズさんとは】


ナンシー・カーンズさんはアメリカ人です。

1990年にサンフランシスコ州立大学ジャーナリズムプログラムを卒業して以来、馬と犬の雑誌を編集しています。

1998年にはWhole Dog Journalを創立し、自分で編集もしており、国際動物行動コンサルタント協会を含む最先端の犬のトレーニング会議に定期的に参加しています。

”Why You Should Switch Dog Foods Frequently”【記事の内容紹介】


それではどのような内容がかかれているのかを見ていきましょう。

導入

間違いなく、私が尋ねられる最もありふれた質問は、「犬にどのような食べ物を与えるべきか」です。
残念ながら、答えは簡単ではありません。私は犬の飼い主に、まず、良質なドッグフードの特徴を理解し、それらをたくさん購入して試すことを勧めております。そして、試した結果で犬に本当に適したものをいくつか選定し、自分が最高だと思う3つまたは4つのドッグフードを順次与えるように教えております。
自分がよいと決めたドッグフードに、2〜4か月間隔で切り替える事をお勧めしています。理想的には、いくつかの異なるメーカーによって製造されたドッグフードを与えることを勧めております。

ドッグフードはそれぞれ違うということ

すべての「総合栄養食」のドッグフードは、最高の材料で作られたものも含めて、加工済みのビタミン・ミネラル類のサプリメントが入っています。このビタミン・ミネラル類が入っているおかげで、ドッグフードは犬の健康に不可欠と思われる最小限の栄養素が含まれていると言えるのです。

ビタミン・ミネラル類の添加が必要なのは、原材料に含まれる栄養素の多くが製造プロセスで破壊され、一部の栄養素、特に微量のミネラルを見つけることが製品なってしまうと(不可能ではないにしても)難しいためです。
ビタミン・ミネラル類を添加しているのにもかかわらず、ドッグフードは、完成品に含まれるすべての栄養素の数値を再度分析します。AAFCOはほとんどの栄養素の最小レベルと一部の栄養素は最大レベルをガイドラインとして提供しています。ただし、この基本的なAAFCOの栄養素の基準内でメーカーは、独自の研究、経験、哲学に基づいて、自分たちのドッグフードにさまざまな栄養をいれることができます。

実際、興味のある愛犬家は、さまざまなペットフードの栄養素にかなりのばらつきがあることに気付くことがあります。つまり、メーカーがどこまで情報を開示するかどうかです。 (私の意見では、ドッグフードに含まれる特定の栄養素の量を開示しないメーカーは、取り扱う価値がありません。)

愛犬の体は愛犬が食べるドッグフードにより作られます

重要なのは、私たちの多くは、毎日同じドッグフードを犬に与えるということに慣らされているということです。ドッグフードを変更することは無意味であり、場合によっては危険でさえあると、ドッグフードメーカーや獣医から同様に警告されています。しかし、毎日同じ食事をしている愛犬は、最終的には愛犬の食事の栄養の生きた見本になる可能性があります。栄養素の毒性、欠乏、不均衡を防ぐための簡単な解決策は、さまざまな高品質の食品を与えることです。

これは理にかなっています。ある会社のドッグフードが1つの栄養素を多く含んでいる場合、おそらく、そのドッグフードだけを何年も毎日食べ続けたら、愛犬はその1つの栄養素だけが過剰なレベルとなり問題を発生させる可能性があります。逆に、他の栄養素の最小量よりわずかに多いだけの栄養素を含んだドッグフードを何年も何年も与えていると、その栄養素が不足している犬になる可能性があります。特定の比率で最もよく使われている栄養素(オメガ3やオメガ6脂肪酸など)も、何年が後に犬の体に偏った形で定着する可能性があります。

賢いドッグフードの切り替え方法

数か月ごとにドッグフードを交換する理由は他にもあります。あるタンパク質源から別のタンパク質源に切り替えることで、食物アレルギーや食物不耐性を防ぐことができます。また、犬が1種類の食べ物だけを好み頑固になり、シニア用のフードなどに切り替えることができないという不便になるのを防ぐのにも役立ちます。

食べ物を切り替えるときは、数日かけて古いドッグフードに新しいドッグフードを混ぜて、徐々に新しいドッグフードの量を増やしていってください。これにより、犬の消化器系細菌が新しい仕事に順応する時間が与えられ、突然の食事の変更に伴うおならや下痢をなくすことができます。

あるドッグフードから別のドッグフードに切り替える場合を除いて、同時に複数の新たなドッグフードを与えることはお勧めできません。あなたの愛犬は新しいドッグフードの半分と半分の混ぜ合わせを楽しむかもしれません。しかし、愛犬が突然消化器系の問題を示した場合、複数の新たなドッグフードを与えた場合、何に問題があったのか追跡するのが難しくなります。

最後に

最後に、犬の反応が悪いドッグフードをやめることに躊躇しないでください。製造メーカーをどれだけ信頼していても、どのドッグフードであろうと危険な製造上の欠陥に見舞われ、愛犬の命を危険にさらす可能性がありますので、辞めるときは躊躇しないでください。

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記事内容要約 : フードローテーションがなぜ必要なのか?_

一番の理由は『愛犬の体は愛犬が食べるドッグフードにより作られます』の項に書かれていることです。

フードローテーション : 常識を疑ってみる

重要なのは、私たちの多くは、毎日同じドッグフードを犬に与えるということに慣らされているということです。ドッグフードを変更することは無意味であり、場合によっては危険でさえあると、ドッグフードメーカーや獣医から同様に警告されています。

人間はいろんな栄養素をとるとがよいとされているのに、どうして犬はいろんな栄養素が必要ではないのでしょうか。

ドッグフードは総合栄養食だからでしょうか。

別の観点から、手作りのフードを与えていると3年近く長生きしたという統計もあります。

手作りフードがよいというのは、もちろん愛情の点もあると思いますが、色んな栄養素をとっているということも一つの要因なのではないのでしょうか。

ナンシー・カーンズさんはさらにこんなことも言ってます。

フードローテーション  : 私たちの体は食べたものでできています

毎日同じ食事をしている愛犬は、最終的には愛犬の食事の栄養の生きた見本になる可能性があります。栄養素の毒性、欠乏、不均衡を防ぐための簡単な解決策は、さまざまな高品質の食品を与えることです。

人間も同じですが、愛犬の体も食べたものでできています。

素晴らしい原材料が愛犬の体を作ります。でも、果たして素晴らしい原材料が、いつも同じものでよいのでしょうか。

人間であれば、一つ食べ物しか食べていないと『偏食』と言われます。

しかし、愛犬は一つのドッグフードしか食べないのに『偏食』とならないのはなぜでしょうか。

フードローテーション : 万が一に備えて、切り替えは必要

万が一に備えて、愛犬にドッグフードの切り替えに慣れてもらってください。

万が一が考えられる切り替えのタイミング
食べているドッグフードがリコールにあった場合
災害などで通常のドッグフードが手に入らない場合

もちろん万が一の場合です。

食べているドッグフードが入手できなくなることは、まれですが存在します。

また、災害などで物流が麻痺した際には、いつも食べているドッグフードがなくなる可能性は高いです。

その他にも、ダイエットをしなくてはいけなくなった、急にアレルギーがでた、老犬になった、など切り替えるタイミングはできてきます。

フードローテーション : 切り替え時の不測の事態に備えて

初めて切り替えた時は、少し便が緩くなることもあります

でも、ほとんどの場合、それはそのごはんが悪いわけではないのでご注意ください。

そのごはんが愛犬の体に合わないから便が緩くなるのです。

便が緩くなった時は、迷わずそのドッグフードをやめて獣医さんに相談してください

しかし、便が少し緩いぐらいであれば、一度中断して、便が通常に戻って1週間ぐらいして、再度調整してみてください。

前に試したドッグフードと違うものを試したいのであれば、違うものを試してください。

1ヵ月程度あければ、アレルギーでない限り、もう一度試してみてもよいでしょう

フードローテンション : 自分でドッグフードを選ぶ

色々なサイトにいろいろな情報があります。

例えば、ビートパルプについては、良くない原材料と書いてあるサイトと問題ないと書いてあるサイトがあります。

よいと考えるか悪いと考えるかは自分次第です。

でも、自分では決めるのはちょっとという方もいらっしゃると思います。

そんな方は、根拠を見つけてみましょう。それぞれの意見はどういう根拠に基づいて言っているかが重要です。

きちんとした主張には、根拠が示されているはずです。

根拠がないものは信じる必要はありません。

日本のドッグフードはすべて『愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律』によって守られております。

日本で認可を受けているドッグフードは安心して与えて問題ありません

フードローテンションにおすすめのドッグフード

フードローテンションするのであれば、特徴のあるドッグフードを選んだ方がよいと思います。

今回紹介するのは,それぞれ特徴の違うドッグフード3つです。

アカナ クラッシクレッド

新鮮な肉を中心に作られたドッグフードの代表格です。

アマゾンの実売価格で、11.4㎏ で 9,000円です。

体重25㎏の去勢・避妊済みのうちのラブラドールレトリバーのVIVIは、1日1,250kcalです。

1日1,250kcalであれば、358g必要ですので、1日283円です。

1か月で8,500円なので、何とかなりそうな価格です。

添加サプリメントは5つのみ| 自然の栄養

アカナクラシックレッドの豊富な肉とWholePrey 比率での肉含有率が自然な栄養を提供しているので、添加サプリメントはビタミンB5、D3、E、コリン、亜鉛のみに制限されます。

アカナ ホームページ

また、添加物が使われやすい栄養補助用のサプリメントは5つのみです。

その他は、肉や野菜などからの栄養素で取れるそうなので、犬にも安心です。

アカナ クラッシクを買うならPETGOが最安値

ナチュラル チョイス™全犬種用 減量用 [成犬用] ラム&玄米

普通のドッグフードです。ラインナップが3㎏と15㎏しかないので、どちらにするか迷うところです。

また、原材料も、私は全く気にしてませんが、ビートパルプが入っているぐらいです。

【原材料】ナチュラル チョイス™中型犬~大型犬用 [成犬用] チキン&玄米
チキン(肉)、玄米(食物繊維源)、モロコシ、粗挽き米、チキンミール(グルコサミン、コンドロイチン源)、エンドウマメ、オートミール、鶏脂*(オメガ6脂肪酸源)、タンパク加水分解物、亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、ビートパルプ、大麦、チアシード、ココナッツ、トマト(βカロテン源)、乾燥卵、パンプキン、ケール、ホウレンソウ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) *ミックストコフェロールで保存

原材料が安全なので、フードローテンションには最適だと思います
また、価格も15㎏で11,876円です。うちのVIVIで計算すると、1ヵ月8,250円です。
アカナと大きく変わりません。

メディコート 腸内フローラケア 1歳から 成犬用 3kg

最後は、機能的なドッグフードです。

このドッグフードであれば、快食・快便です。うちの子も散歩の時に必ずするようになりました。

子犬用・老齢犬用・ダイエット用もあるので、色んなステージで活躍してくれそうです。

大型犬には、一つ注意が必要で、粒が小粒となっております。

うちの場合、水と混ぜているので、そこまで大きな問題はありません。

しかし、そのまま食べさせると小粒なので、大型犬にとっては少し物足りないかもしれません。

手作り鹿肉フレッシューフード

総合栄養食ではありませんが、手作りごはんで長生きさせてあげたいなら、おすすめです。

また、ラインナップも『鹿肉』『猪肉』『鶏肉』『鯛』があるので、いろいろ飽きさせずに食べさせることが可能です。

今なら500gのお試しセットが1,078円で試せます。

愛犬の長生きのために是非どうぞ。

犬に複数のドッグフードを与えるべき3つの理由 : まとめ

今回はナンシー・カーンズさんの記事 ”Why You Should Switch Dog Foods Frequently” についてみてきました。

人間と同じで、決まった栄養素だけではなく、いろんな栄養素をまんべんなく取りたいという方は、フードローテンションをおすすめします

また、犬の一緒のうちにはフードを切り替えるタイミングは存在します。

その時のためにも、愛犬をフードローテンションに慣らしておきましょう。

VIVIPAPAがおすすめしているドッグフードでもいいですし、自分でいいと思ったものでもよいです。

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